アラフォー上京OLのさといも

田舎生まれ育ち、アラフォーにして転勤で上京。家族とのドタバタコメディ

毎週末に少しずつ引越しの荷造り

荷造りはいま使わないものから

 

少し話は戻りますが、引っ越し業者と物件が決まったので、いよいよ荷造り開始です。

といっても、出発日まで生活は続くわけで。

まずはオフシーズンの衣類から手をつけました。

 

「オフシーズンの衣類なら、ダンボールに詰め込んですぐ終わり」とたかを括ってましたが、甘かった。当時、小3の娘と年中の息子。成長真っ只中。去年の冬物は半分以上サイズアウト。…断捨離が静かにスタートしました。

 

着られる服は圧縮しながらダンボールへ、サイズアウトはキレイなものとクタクタを分別。

キレイなものは妹の子供へおさがりとして渡す準備。クタクタはゴミ袋へ。

ここで強敵登場。

 

息子「これは思い出にとっとくの!捨てちゃダメ!」

所有者の強い主張。一旦要求をのみ、袋のまま息子へ渡す。(寝たらこっそり捨てよう)

 

パパ「ダメダメ!使えないものは持っていかないよ」

振り返ると、片手にはプラスチックおもちゃが大量に入ったゴミ袋。当然、無許可。泣き叫ぶ息子。はかどらない作業。

(見えないとこでやればいいのに、いや私もか)

 

続いて、おもちゃ、本、学習用具など、最近使っていない物から荷作り。土日2回で結構片付いてきました。部屋ってこんなに広かったんだ…。

お願いしたら引越し業社さんのルールで、すぐ使う物、割れ物、後でいい物をガムテープの色で仕分け。

(思ったよりいけるんじゃん?早く準備しすぎたかな?)

 

ギリギリまで使う物の多さよ…

 

浅はかな考えでした。ギリギリまで使う物はかなり多い!

オンシーズンの服、会社の制服や備品、パソコン周り、テレビ周り、食器。

しかも引っ越すの終業式の翌日だもの。小学校や保育園に置いてある荷物や教科書、作品が山ほど返ってきます。やっぱり早めにやっててよかった!

 

そしてラスボスは布団。毛布や掛け布団を荷造りするの全員忘れていて、トラックに業者が次々と積み込み横で、圧縮袋買ってきて必死に荷造り。

壁に貼っていた子供の絵なども、「これも持っていかなくて大丈夫ですか?まだ作業中だから間に合いますよ」と業者のお兄さん。なんて気配り!本当に感謝です!!

 

 

ついにお義母さんも動きだした(ありがとう)

 

今回、ひとりだけ北陸の家に残ることになったお義母さん。引越し作業も蚊帳の外。しかし、これには訳があるのです…。

 

転勤が内定した時、私に1番先に教えてくれたパパ。

さといも「了解だけど、お義母さんにはどう言おうか」

 

15年ほど前、お義父さんが病気で急逝し、パパとずっと2人で暮らしてきたお義母さん。私が結婚してからも完全同居。私達が引っ越したら、ペットの猫ちゃんだけになってしまう。

けれど私達が会社や学校に行くと、アパートで1人になってしまう。近所に知り合いもいないのに。どちらが酷なんだろう…大変悩みました。

 

パパ「俺、ちょっと言ってくるわ!」(軽い)

嫌な予感がしたので、2階の部屋から1階の2人の会話を伺う。(吹き抜けのため良く聞こえる)

 

パパ「俺さ、東京に転勤する事になった。夏休み明け引っ越す」

お義母さん「東京?!単身赴任するって事?」

パパ「いや、さといもも子供達も連れて行く」

お義母さん「そんな簡単に。転校の手続きとか色々大変よ。私もパートあるし」

パパ「あ、アンタは置いて行くよ。あっち行ってもやる事ないだろうから」(きゅるん)

お義母さん「…」

 

て、おーい!!何を言っとるんじゃパパ!

いくら実の息子でもひどすぎる。なんで勝手に決めるの?!しかも言い方!

飛び出してフォローしようとしたが、後ろで子供の叫び声がして部屋に戻る。

 

後日、パパのいない時にお義母さんにフォロー。

さといも「お義母さん聞きました?パパが東京転勤らしいです。お義母さんがいないと私困っちゃうな。一緒に向こう行きます?」

お義母さん「いや、近所に友達もいるし、こっちが気楽だから残るわ。私は必要ないみたいだし…」

(ほげー!完全にひねくれモード。どないしよ)

 

それから、引越し関連は横目でみていたお義母さん。私も手伝ってとは言いにくい。

しかし、ギリギリまで使う物の荷造りに悪戦苦闘していた私を、見かねて手伝ってくれました。

お義母さん「食器はあるの適当にいれようか?」

さといも「お義母さんすみません!ありがとうございます!!」

(パパは不足した布団用圧縮袋を買いに外出中)

 

なんとか半日で荷造りを終えた!いよいよ翌日は旅立ちです。